パルプ造形とカレーライスの類似点 -Pulp molding similarities and curry-

本日の制作中ダイジェスト。何か木村が多い、じゃなくて気ムラが多いので、盛り作業で調子が出る日と、塗り作業で調子が出る日と、貼り作業がスムーズにいく日がてんでバラバラで参るなあ。


ねこねこたぬうさ
ねこねこたぬうさ posted by (C)かゆきゅう

ねこたぬ
ねこたぬ posted by (C)かゆきゅう

紅い猛牛
紅い猛牛 posted by (C)かゆきゅう

えびたいたいきん
えびたいたいきん posted by (C)かゆきゅう

オレンヂのたぬき
オレンヂのたぬき posted by (C)かゆきゅう

まねきこがねラージ
まねきこがねラージ posted by (C)かゆきゅう

作品を作れば作るほどアイデアが出てくるのである意味怖いなあ。というか制作途中の作品ばかり増えて部屋の中がどんどんメモリ不足のPCの如くパフォーマンスが低下していかん。乾燥室がムービートラップだらけで発狂しそう。

まあ、どうしても完成と未完成の間が曖昧だから、区切りが付けにくい。手数をかける事は作る人間にとってある種の自身の作品に対する安心、自分自身に対する説得力みたいなトコロがあるから手数を押さえるのって割と勇気がいるものです。でも、その作品の最適な手数というものがあるからそれをオーバーすると意味がないし、一つ一つの密度を上げるとどんどん完成が遠のくし、飽き症なので、一定期間を過ぎると作品が冬眠してしまってそこで成長が止まったりする。

つまりはあれだ、自分でカレーを作る時と似ているかもしれない。カレーに関する様々なコツ、隠し味ってのは沢山ありますが、それらを駆使しすぎるとカレーの味は混沌としてきて、何をどう調整すればいいか分からなくなるし、大概くどい味になる。材料も余計な分が無駄になる。作るカレーのテイストを決めておかないと上手いカレーは出来ない訳です。