描くだけが絵じゃない。写真は撮るだけじゃ意味がない。-Not only draw the picture. Then pictures are taken does not make sense.-


桜だけが花じゃない。と言いつつ桜の絵です。

どうしても、作業が立て込んでくると、やりたい事ばかりで、
収集つかないと、どうにも時間が一日が24時間で終らないですね。

時間がどんどんずれ込んで夜の住人に、アンデッドな生活になり
がちでございます。

不健康なのは分かるんですけど、自分がこうしたいと言う思いに
正直であろうとすると、一般的な模範解答ではどうにも収まりが
悪くなってしまうものです。

まあ、それでも、睡眠時間には敏感なので、一日8時間は寝てないと
体の調子というか意識をしっかりと保てないような気がしてどうにも
駄目ですね。

まあ、最近は物理的に目の疲労が誤魔化せないので完全な徹夜は無理
ですね。

よく、仕事で忙しい親御さんがお子さんに「また今度な」と言ってしまう
なんてのはまあ良くある事ですよね。

その今度が何時なのかは誰も知らない。 別段、嘘のつもりでも
なかったのに、結局はその「今度」が来ない。結果として嘘に
なってしまう。

その約束した時点では本当であっても、時間経過によって嘘になって
しまうことはいろいろあります。

 嘘をつかないと言う事は、言葉だけの事ではないですね。有言実行してこそ
それは事実であり、偽らわざる本当です。

夢を夢のままにして諦める、それは過去の自分の思いを裏切る、
今の自分が過去の自分に嘘をついて騙した事なのかもしれません。

少なくともそういう後ろめたさを感じずに居られないので、
人は色んな言い訳をするんですよね。

嘘をついた相手が自分自身だと、どうにも色々な線引きが曖昧になって
結局、自分を許せていない事に気が付かなかったりするんですよね。

そういう完結しない曖昧な感情が積もり積もっていくと、人は知らず知らず
疲弊して行くものかも知れないです。

ま、ですから、極力、自分の感情に素直に、思い立った事は可能な限り
溜め込まずに実現して行きたいと切に願って、少々の無理をしてみたり
します。

やはり、物事には終わりが無いと苦しいですよ。結果のでない中途半端なの
は意外に苦しいものです。

だから人生には終わりがある。だから救いがあるんですよ。

終らない人生。いわゆるフィクションの世界で多くの悪の権化たる
敵役が欲する不老不死ですよね。

もしも、普通の人間がそんなものをまかり間違って手に入れてしまったら
もうそれは悲劇というか、何と言う無限地獄でしょうかね。

自分という一個体が永久に生き残っても全く意味がないですよね。
孤立無縁の孤独地獄。地獄に堕ちたのと同じ事ですね。
人間ってのは「人の間」と書いて人間です。人と人との間がなければ
それは人間ではないですよ。

まあ、それでも、孤独である事に何の躊躇もせずに盲進できる時点で
そんなのは人間ではないですよね。非情で無情です。

それはもう神か悪魔でしょう。

まあ、万が一、技術の進歩で遠い未来に人間が永久的な命を
手に入れたらその瞬間に人間でなくて神になるのかもしんないです。

おっとっと、話のスケールがえらいとこまで飛んでしまいました。

ちょっと半徹で気持ち、気持ちがハイになってるかもしんないです。

まあ、こうやってブログの投稿がやたら長いのも、自分の感情を
可能な限り吐露したいという思いからなのかもと思った次第。


さて、多分ここからがこの投稿の本題です。
なんだかクイズ番組みたいな言い方だなあ。

先日絵を描く際に下地になる素材、テクスチャーといいますか
それの上に絵を描くことをしたんですが、ちょっとそれが変わった
感じで、写真を元にして、素材にして絵を描くという方向になって
きてます。

ブログ読んでる方は分かると思いますが、私は結構なペースで写真を
撮ってるのですが、実情、これはいいなと思って撮った写真も記憶装置の
中に堆く積まれているだけで、日の目を見ない画像が唸るほどあります。

自分は一体何の為に写真を撮ってるのだろうと、これは何かに
繋がらないのかなと少なからず思っていたんですけど、今日、桜の
写真 を素材にして絵を描いてみて何だかしっくりきましたね。

ああ、こういう感じというのがちょっと見えたような。

以前はコピーライト代わりに写真にちょっとラクガキする程度の
事をやっていたのですが、もっとそれを材料にして切った張ったの
作業や、PCならではの各種の色補正、フィルタを使っての総合的な
描画。

というよりも、あれですね、いわゆるモダンメティエのひとつ。
コラージュのですよね。

絵や写真を切ったり貼ったりその上に描いたりするんですから、
原理的にはコラージュですよね。

まあ、CGを専門としている方々からすると当たり前で、
「お前なに言ってんの」なレベルなのかもしんないですけど。

なんだか絵って、描くものだという固定観念って強いですよね。

どうしても写真とかをベタベタ貼って作品を作るのって世間一般的な
作品というものからすると亜流というか、マイノリティというのか。

なんか自己の画力でなくて素材の力を借りて構成しているみたいで
なんとなく卑怯臭いイメージってあると思います。

まあ、でも、厳密な事を言えば、典型的な絵画だって、支持体の上に
色材を筆に引っ掛けて運んで配置しているわけですから、完全に別なもの

と言い切ることもできないのではないかという気がします。


まあ、こういう、世間一般の常識というものを疑って新しい発見を
するというのも面白いものですよね。

まあ、かなり昔にそんな事分かっていたのかも知れないですけどね。

ですが、今、自分の感覚としてしっかりと感じられた事は大事です。

やっぱ、知識は実感が伴わないとちょっと弱いですよね。


Lantern fish dried overnight.
Lantern fish dried overnight. posted by (C)かゆきゅう

さて、結論らしい結論が出たのでここで終りたいと思いますが、
準備してた写真が余計になってしまいまみた。

失礼、噛みました。

ああ、ハダカイワシとその英名ランタンフィッシュのネタもちょっと
書きたいなあと思いましたが、ここいらが心身の限界です。

ま、言語、文化間における、価値観というか、目の付けどころの差は
比較すると面白いですよね。