霰混じりの雨と茶殻粘土。-Rain and hail mixed with clay tea leaves.-

あっさりと、さっくりと制作日記。

晴と雨の廻間。 on Twitpic

先日の冷たい雨。水が冷たすぎて痛いぐらい。
まあ、そうは言っても、パルプは水を使わないと戻せないからねえ。


茶殻を粘土にして作ってみた。 on Twitpic

先日、茶殻をパルプに混ぜた所、葉っぱに触れていた部分の
パルプがオレンジ色に染まってたんだけど、何が作用したんだろう。

今日は茶殻を荒いものの抹茶状にしてそれに糊を混ぜてを粘土に
してみたり、パルプと混ぜてみてるけど、オレンジ色に変色はしない
模様。まあ、当然といえば当然。

パルプ造形もまだまだ分からない事ばかりだなあ。

ええと、上の画像はサイトのマスコット的キャラクターしょうたの茶殻人形。

やっぱり、パルプと混ぜないと、なかなか扱いづらいですわ。茶殻粘土。

年の初めの制作記。-Production recorded at the beginning of the year.-

正月の3日を過ぎてからの時間経過、光陰の早さが体感的に
あっという間な気がするのは何故だろう。

早々に片付けたい事があるものの、現実の進捗具合の芳しくない
のは埋まりそうにない。

だけども、だけれども、そこで、完全、完璧を求める余り、現状に、
今の自分に失望して、そこで投げ出しては意味のないものです。

諦めずにいきましょう。

バケツを型にしてパルプでバケツを作る。 on Twitpic

今の制作のテーマは原点回帰的に、「実用の美」と言いますか、
実用実験、実証試験みたいな感じです。

原型を型にして物をつくるというのは、なんだか生物の増殖の
過程みたいなものですね。

不完全なコピーを繰り返して、生命は進化なり、変化するものです。
その変化が環境に適応しやすいものであれば、そこでその特徴を
持つタイプが繁栄してゆくものです。

人だって、絶えずに変化していって、環境に適したカタチを見つける。

たとい適応できなくても、そこで留まらず、変化し続けられれば、
新しいカタチに変化していければ、いつかは世界と調和するもの
です。

まあ、世界、環境というものも絶えず変化を繰り返しているものですけどね。



消えゆく正月の情景に。-New Year's Fading scene.-

明けましておめでとうございました。


と、もう明けた年に対しての感慨に浸っている事もしていられないので
平常営業で張り切って参ります。

といいつつも、お正月のおせちの残りみたいに残滓感が否めなくもない
ですが年賀状の元イラストとか、新しいカメラでとらえた新しい年をアプして
置いときます。



当初案では干支の辰をキャラ化したマスコットをあしらおうと思っていたのですが、
いまいち「おめでたさ」が出ていないのでフィーリングで描いたらこの下図の様に
なりました。


縁起物を並べていったら、干支を入れるの忘れた…。
でも、こっちの方が賑々しくて良いのでこちらを採用してます。

おせちも、近年は不要論が叫ばれて久しいですが、やらなくても良いという
風潮がありますが、あえてやるのもいいかなと。「面倒くさい」ってのは言い出したら
キリないですからねえ。

ある意味、何でもやりたくなくなる魔法の言葉ですね。人生は面倒くさいものです。

まあ、そんな事言っていても始まらないし、「めんどくせえ」が口癖の主人公なんて
格好悪すぎるでしょうに。まあ、どこかに居たような気もしますが。そんな主人公。

まあ、しかし、やはり、年の始まりというのは大事な物です。年の瀬に新しい年を
気分良く迎える為にも、自分の中で精一杯の新年を祝うという信念を、そういう
余裕というか、心構えを持っていたいものです。

無駄だと言って省くのは簡単な物ですが、ばっさりと切り捨てた後の
空しさ、ある種のみすぼらしさは、何か生きる事に前向きになりきれない
ですねえ。

やった後悔とやらなかった後悔のどちらが良いのかという話です。


人生ってのはもしかすると自分の中の「面倒くささ」と常に戦う事なのかもしれません。

面倒臭き世を面白く。





 

例年通り、とは言ってもいつもだと、三が日には行ってないのですが、今年は
3日に伊勢神宮の内宮へ参りました。

現地に到着したのが午前6時前で、薄暗い青みがかった空とおかげ横丁というのは
随分と独特の雰囲気でした。まあ、参拝した後の事を考えると早すぎて横丁のお店
がまだ開いていない所が多くて、寒くて大変でした。あと一時間遅いぐらいが丁度
良いのかもしれません。


まあ、正月の話をダラダラと徒然なるままにタイプしてきましたが、本年も、本年こそ
宜しくお願い致します。旧年中はちょっと小さめの作品ばかり作ってましたが、今年は
原点に帰って、大きいインテリアやエクステリアを作って行きたいと思っております。

ウェブ上でも作品を売って行こうと模索中です。

それに向けて制作環境を1月中には整えたい所です。