新年、明けまして、おめでとうございました。New Year, the Year, Congratulations.

2011/01/05 名古屋市熱田区 熱田神宮 初恵比寿













みなさま、七草がゆは召し上がりましたでしょうか。

もはや、新年も過去の事となりました。当たり前、当然の自然な事、空気であり、
水と大差ありません。しかし、空気と水は人が生きるに当たって掛け替えのない命に
直結する非常に大事なものであります。

誰かの人生からどこか一年を抜いても、その人の人生は成立しません。その人の周りの人、
その人と世界を、人生を一部でも隣接する人の人生も成立しません。

送る日常こそ大事です。記念日なんてただの目盛り、思い出しやすいメモリー、付箋に過ぎません
しかし、その付箋の付いてるページの内容はとても重要です。

ハレの日もケの日もどちらも等価値なんです。


どんな日でも終わってしまえば戻れません。上書き、変更はできません。解釈を変える事は
出来るかも知れませんが。

まあ、ですから人生というのはRAM、ランダムアクセスメモリというより、ROM、リードオンリー
メモリなのかもしれません。

記憶の書き込み作業が終わっていないのROM。

書き込みの終わりは人生の終わり。その書き込みの終わったROMは誰が読むんだろうか?
読み取る機器のないメモリーは無いに等しいかな?

さて、話がメメントモリーな方向へ行きましたが、まあ、いいや。

今年は、自信のない根拠、もとい、「根拠のない自信」を持つことを目標にしていきます。

自信に根拠を求め出すときりがないし、その根拠がなくなれば自信も消えてしまいます。

ならば、根拠のない自信は、なくしてしまう可能性のある根拠に依存しない分、どんな状態に
あっても自身を支える柱となってくれるはずです。

去年、開運とか縁起物というのも、この根拠のない自信に繋がっている根拠です。
おっと、根拠のない自信の根拠というのもおかしいですねえ。


まあ、そんな訳で、年の初めに引いたおみくじが大吉ということで大いに根拠のない自信が
付いたスタートであります。

虚心坦懐で精進します。

32回目を更に越えていく自分のはじまりの日に。

本年はもちろん、来年、再来年、末永くよろしくおねがいします。