ジグザグ思索、ジグザグ試作。-Thinking zigzag, zigzag trial.-


暦の上では春。植物の芽も膨らみだしてきたけど、活気づくにはまだちょっと先。
いつもの小幡緑地東園で見つけた、冬の終わり。



Tree nuts of survived the winter winds and snows
Tree nuts of survived the winter winds and snows posted by (C)かゆきゅう

Survived the winter leaves
Survived the winter leaves posted by (C)かゆきゅう


冬の冷たい風、凍える重たい雪にも耐えて、ボロボロになった木の実と、落ち葉。
冬っぽいけど、本当に終わりの方の晩冬という風情だねえ。

2月はスケジュールが詰まってるという感じではないけど、その先に向けての準備を
怠りなく、抜かりなくこなしていかないとなあ。

ただでさえ通常の一ヶ月よりも短いし。

と、言いつつも、優先度から行くと、作業内容に問題ありだなあ。
制作というよりも実験の色合いが強い。


Dyed orange cat
Dyed orange cat posted by (C)かゆきゅう

Who is our prayer or supplication
Who is our prayer or supplication posted by (C)かゆきゅう

卵の殻を砕いた粉末をなんちゃって胡粉にしているのは以前にもブログなどにのっけて
たと思いますが、それに、蜜柑の皮を粉末にしたものを混ぜて黄色い顔料?を作ってみました。

まあ、粉末の粒子がお手製なので粗いのですが、それがよいムラっけになってて割とよさげです。
後は、耐久性がどの程度なのかですが、どうだろうなあ。植物性の原料は劣化が早そうだけど。

あと、ちいさい造形物、さしずめ、サムネイルモデルとでも言いましょうか、オリジナルの縁起物を
模索中。見上げて祈るというか媚びるポーズをいろいろと実験。

開運展の時に、見上げてるたぬきとかのお客さんの反応が良かったので、こういう方向性は
ありじゃないかなと思ってますが。ちなみに年賀状のネタにしたウサギのオブジェの「見上げウサギ」
も、実はこの一連の流れの実験であったりします。

まあ、祈るポーズというとカマキリを思い出すので一匹だけカマキリがいたり。元ネタは
カマキリの英語名ということで。

ここで、昆虫ネタに繋がるというのも面白いなあ。自分的に。個人的に。

ほんと、制作をやってると過去に作ったもの、経験が今、制作中のものにどんぴしゃで関連性が
出るというか、知らないうちにその前段階をやっていたことに自分で驚いたりもする。


繋がってないようで繋がってる。関係ないようで関係している。

いやー人生って御脆いねえ、いや、オモロイねえ。

て、こういう試作よりも、GEISAI#15に向けての準備でいろいろな箱を作らんといかんのになあ。
明日から、気張っていこうかねえ。