四月。「ネコソギリサイクリング」。In April. Uproot recycling.

いよいよ、四月ですねえ。これから新しい環境となる人もそうでない人も、
新しいスタートを切ろうと思っていたけど、残念ながら気分よく始められなかった人も。
別段変化の無い人も、心機一転、初詣の誓いを思い出してまたスタートです。

てなわけで?スペース9の看板を作ってみました。色材としてのパルプの
可能性も奥深くて面白い。まだまだよく解らない。木製パネルにパルプ
絵の具を盛って、その上から水彩絵の具で着彩。



「きどあいらく(仮)」スペース9のマスコット的キャラクタ、かな?
下に敷き詰めているのはパルプに土を混ぜたもの「紙土」とでも呼ぼうか。
この土も去年にベランダでゴーヤとか、バジルなどを栽培した後の使い古しに
野菜クズなどの残飯を混ぜて堆肥化したものや、それを植えていたパルプの植木鉢、
以前のグループ展「人間と木の関係展」で作った作品の残骸やらをミキサーにかけて
泥状にしたものをパルプに混ぜた。

「人間と木の関係展」の植木鉢も培養土をミキサー掛けしてそれをパルプに混ぜてまして。

リサイクル、リサイクリングすることを前提とした作品郡。カタチは失われるが、その
存在は消えない。続ける事で続いていく、行為自体を作品とするコンセプチャルな作品。
 「ネコソギリサイクリング」とでも名付けますか。


で、ネコソギリサイクリングの中でも、その器、植木鉢を使用済みインスタン麺の
カップを型に利用した植木鉢群。名付けて「メンカップ・ガーデン」
型すらもリサイクルというリサイクル精神の塊。

植木鉢にも構造材としても、植えるための土も紙土を使用。これでちゃんと植物が育つ
のか 実験中。パルプの保水性が良さげな気がしますがまあどうなんだろう。
 ちゃんと生えて来て収穫できるといいな。何が適しているか分からないので食べられる
植物のタネを何種類かミックスして植えてます。

 待て続報。