制作日誌[かいうんろぐ]9月8日分。おおあめのあと。Production Diary [kay wun log] September 08 minutes. After the heavy rain.

台風も温帯低気圧に変わる。変なルートだった。いつもなら太平洋側を
かすめて行くのだろうけど、日本海に出て上陸というのはそんなにない様な
気がするがどうなんだろう。

�������Screen door on a rainy day. on Twitpic

網戸に張り付いた横殴りの雨の跡を接写リングをかませて接写。
フラッシュを正面にぶつけてみた。まあ、画像の下部分が暗いのは
接写リングの分、長くなったレンズの影だねえ。やっぱ小型の外部フラッシュ
だと影になっちゃうねえ。内蔵よりはマシだけど。


����中��次乾�中�Earnestly working on. Seq... on Twitpic
パルプ原料の生産を本格的にすべく先日、紙片の詰まったプラ製コンテナを
二つほどパルプ製造機こと、今では珍しい二層式洗濯機のすぐ脇に移動。
しっかし、よくもここまで原料を溜め込んだもんだねえ。プラコンテナ7箱
ぐらいはあるのであと2〜3年は持ちそう。

まあ、まだ全貌見えず。概要はだいたい決めたものの、作りながら考えるというか、
作るのと平行してでないと考えられないので、とにかくまず制作ありきだなあ。
コンセプトなんて飾りですし。大まかな方角、方向性を決める為のもんですよ。

思いを文章で上手く伝えられると、それを極めたい思っているなら小説家を
目指している。

あくまでも、カタマリを作る事がしたいのであって、 書くのではなく描く事を
したいと思っている。
 ハナからゴールが見えている、大方の予測が付いているものなんて作っても
面白いとはそれほど思わない。

最近は発泡スチロールや、スタイロフォームを芯材にしてのキャラクターオブジェ
の制作を専らしていたのだけれど、最近、久々に昔やってた乾燥と盛りを繰り返す
という、何と言えば良いか、ラピッドプロトタイピングというか、陶芸のひも造り
の技法に近い様な事をまた再開してるんだけどコッチの方が断然面白いねえ。

パルプというのは土台になるものに押し付けて、押さえて圧着して成形するもの。
紙も含めて。土台がしっかりとしてればキッチリと出来上がっていくんだけど、
ただ、乾いた部分に盛っていくと、パルプというのは言う事を聞いてくれない。
縮むし、曲がるし、歪むし、剥がれる。だけどさ、その歪みとか諸々の反発と
自分の造形のせめぎ合いが実に楽しい。これがパルプ造形の醍醐味と言って
よいかも知らん。

やっぱ、どんな、行動に、行為においても、しっかりとした反応、リアクション
が帰ってくるのが面白い。好きの反対は嫌いでなくて無関心。みたいな。

さて、もうそろそろ話を切り上げたいけども、ダメだ、手が止まらない。

今日は制作の傍ら、地上波で先日三週に渡って放映されてた20世紀少年を最後まで
観たのけど、やはり、国内実写映画の限界というかねえ、原作は全く見てないけど、
イロイロなパロディがちりばめられててすごい面白いんだろうなあと。

映画というのは大体2時間という枠の仲に上手く収めないといけないという制約上、
原作のお話を全部再現することができなくてひたすら削る。場合によっては展開を
変えるから原作を越える、同等に並べる映画は殆ど無いよね。漫画でも小説でもその
表現方法、媒体だからこそ出来る描写があるからそれを実写にした場合、どうしても
違和感を覚えるし、リアルに感じないし、とても滑稽になっちゃうし。だから、難しい
のだと思う。って、映画なんてロクに見ない奴が講釈タレても意味ないけど。

まあ、そのうちに原作は読んでみたいなあ。

で、この映画版20世紀少年なんだけど、一番言いたかったのは「イジメイクナイ」
ちゅうことなのかなあ。

でも、そんな、みんなから虐められた、無視された、忘れられたのが理由で世界を
滅ぼされても困る気が…。

まあ、人生子ども時代どころか青春時代も凄惨で悲惨なものだったんだろうなあと
想像はするが。

そいや、昔、同窓会で、昔の恨みを晴らすべく、同級生達に毒入りビール飲ませた
という事件って無かったけか。確か昔のテレビ番組「女神の天秤」で取り上げ
られていたような覚えがあるんだけど。

地球や世界を巻き込んだ壮大な大事件が実はよくよく考えてみると身内の喧嘩
だったってパターンて結構よくあるよね。フィクションだと。

まあ、なんだかんだ言った所で、世界を動かしているのは全て各々人格を持った
個人の集まりなんだから、行動原理とか理由なんてホント些細で個人的な事なの
は当たり前なのかも知れない。

はあ、描き過ぎた、いや書き過ぎた。でも、まあ、描くと言う字の意味には
絵だけでなく、文章、音楽、動きなどの表現にも使われるからどっちでもいいか。

いかんね、久々にブログ更新したら文章のキリが全く見えてこない…。
やっぱツイッターはやりやすいわ。リミットがある分。