ぼやきの蟻地獄

 

ネガティブでアクティブに。

 

初めまして。あじりです。

 

アリジゴクは前に進むことが出来ない。

 

でも、

 

前を向いていては見えない事がある。

大切なものは目に見えない。どこかの王子は確かそう呟いた。

そんな気がする。

 

目を頼るのは出来ることをすでに知っていることを、ただ出来るように

知ってるようにすることに他ならない。「見る」という一見ポジティブな

行為を言い訳に心の目を閉じている。

見ているが見ていない。それは大きなミステイク。

 

視覚を捨て去り、見えない、分からないという恐怖に打ち克ち、

第六感、心眼を開くこと。そこに新しい境地がある。

 

見ていないが、見えている。しかしそれは諸刃の剣。

 

ひたすらにポジティブを追求するのはただの阿呆。というよりも臆病者。

ネガティブでなければ見えない真実。ただ、真実とは残酷である。

 

そんなネガティブで残酷な世界で私はアクティブに生きる。生き抜きたい…

 

 

はい、気味の悪いポエムでした。う~ん、キャラとしてまだ仮想人格が

固まらないみたいですね。ま、いっか。あじりです。

下手な、似てないモノマネのように名前を連呼します。あじりです。

そんな訳で、雑談をします。あいじりです。

違いますタイプミスです。あじりです。

まっ、どうでもいっか。

 

さて、

 

冬場にしっくりきそうな定番カラオケソングを夏の終わりに歌って

いて気がついた、というよりも気になったんです。

 

ラブソングなのですが、歌詞の世界の中で「一億人から君を選んだんだ」

的な台詞のフレーズを言うんですが、一見、ドラマチックな良い表現だと

思いますが、ちょっと何かが気になるんです。

 

まず、なぜに「一億人」からなのかという疑問。いまの日本の総人口の

正確な数字は存じませんが、おそらくは一億二千万とか三千万人辺り

ではないですかねえ。ただその数字をそのままで使うと語呂が悪い。

で、千万人の桁を四捨五入して一億人。

 

そこでまた、問題です。一億人とは総人口のイメージですからその

なかには老若男女様々です。御年100歳を超えるけっこう元気な

おばあさまから、3歳のやんちゃな少年も、新橋のサラリーマンさんとか、

ちゃきちゃきのJKとか、渋谷の毛並みの悪いチャウチャウのような髪型の

お兄ちゃんとかも含まれてしまうのではないかと。

 

年の差はおろか、性別までも超越して恋愛対象とは、どんだけ

ストライクゾーンが広いというか、筋金入りの博愛主義者というか、

あらゆる可能性を無視しない末恐ろしいビリーバーなのかよと。

 

そんな「僕」に選ばれた「君」は相当すごいと思ってしまう。

 

まあ、かといって、適当に末広がりの8とか、縁起の良い奇数の7とか

でやろうとしてみたんですが…

「8人から選んだんだ」

「7人から探し出したんだ」

「7,8人の中から見つけた」

妙に親近感のある数字というか数の量、多さをイメージしやすい数であるために

やけに、妙に現実的すぎて違和感が強いです。といいますか、

ギャルゲの主人公ですかあなたは?という感じがします。

 

更に増やして、百人だとどうでしょう。

昔、某テレビクイズ番組にありましたよね、100人にあるテーマでアンケート

を取って、その中であった項目を回答者に答えさせる奴。

回答した際の「あるあるあるあるある」という観客の声援が特徴的ですね。

そいや、今でも放映中の某なんちゃらパークという番組の最後のダーツ

の時の一時期あった「くるま、くるま、くるま」「パ◆ェロ、◆ジェロ、パジェ◆」

のかけ声と似てますね。

えー、あっ、ちょっと待ってください、この番組も前述の番組も司会者の方同じですね。

 

そうか、ある種の人気番組には観客のかけ声ってありますね。

かけ声って結構、重要な要素なのかもしれません。確かに多いですね。

 

森田「今日は××ですね」

観客「そーですね」しかり、

 

司会「××の話、略して~、◆バナー」

観客「◆バナ~」とか、

 

あと、ちょっと違うかもしれませんが、「へぇ~」とか「ガッテン」とか。

 

閑話休題、話を戻して、百人というと他に

ちょっと昔に「もし地球が人口100人の村だったら」という話が流行ったり

しました。あとは「百人力」という言葉があったり、ムカデを「百足」と書いたり、

あと1世紀は100年ですね。

ある多い一定量、一瞬で数えられない量の事をおおざっぱに百と表現する事が

多いですね。まあ、そんなこんなで、やってみましょう。

 

「100人の中から君を発見しました」「100人の中にあなたがいた」

 

う~ん、ちょっと惜しいですかね。さっきよりはより現実的なイメージは薄らいで

います。えーと、同じ学校、いや、学年の中から選んだって感じですかね。

ちょっとドラマチック。使い方によってはアリな表現かもしれません。

 

さてでは次は千人ですか、あんましイメージが出てこないです。

 

えーと、例えば懸賞で「1000名様にプレゼント」と書いてあるとなんというか

これは結構当たるんじゃないかと、希望を持てる気がします。

あとは「千のかぜになって」という歌がありましたね。

うーん「かぜ」が1000ある状態とはどんなんでしょうね。分かりません。

なんだろう絶えずある感じですかねえ。

ちょっと視点を変えてみると、

「鶴は千年、亀は万年」「千客万来」というように千と万がセットになった言葉。

それが示す様に、もうここまで来るともうさほど違いがないんですかねえ。

物量、数量界の金メダル、銀メダルといったところですかねえ。

瞬間に数が浮かばないけどとにかく凄そうな気がするといった所ですか。

 

「1000人の中から君を捜しました」「そして1000人から君を見つけ出した」

 

どっかのちょっと規模の大きいイベントぐらいの規模ですかね。

あとはそう、規模の大きめな学校ならこれぐらいでしょうか。

ただ探すにしても大変そうです。でもまだ現実あり得なくのなさそうな

気がします。でも、そんな労力をかける情熱があるんですから悪い気は

しない気がします。

 

10000人ですか、前述の通りではありますが千とさほど差が感じられない

気がしますが、千円札一枚で買えるものと一万円札一枚で買えるものを

考えるとその差は実は大きいです。消費税を含まずにチ◆ルチョコ100個と

1000個です。100個ならまあ、だらだら食べれば一ヶ月ぐらいで無くなりそう

ですが、1000個となるともう、ちょっと苦痛を感じる量ですね。もうチロ◆なんて

食べたくないと思うに違いないです。何でこんなにあるんだと自問自答を繰り返す

事でしょう。

 

「一万人から君をみつめました」「一万人の中に君がいた」

地方都市が舞台の恋愛ですかね。もうここまでいけばもう大したものですが

どうしてもローカルなニュアンスを拭えない気がいたします。

 

一億についてはもう最初に述べてますので一個単位を飛び越えて

一兆。もう、数としてよく分かりません。

 

えっと、ウ◆トラマンに出てくるゼッ◆ンという怪獣の吐く炎が一兆度

という設定というのを某空想科学読本で読んだ気がします。

もうそんなデタラメな温度だともう、ウルト◆マンがやばいというような

レベルじゃなくて地球が危険だそうです。というかもう炎ではなくて

プラズマらしいですよ、私の記憶が確かなら。

 

「一兆人から君を発見した」「一兆人から君に巡り会った」

 

もうね馬鹿も休み休み言いましょう。人類の総人口ってざっくり

概算で100億人でしたっけ。実際もっと少ないでしょうか。浅学非才な

もので良くは存じません。気になる方は「世界総人口」でググってみれば

すぐ出てくるでしょう。

実際そんなに人いない。嘘なのはすぐに分かる。

 

こうして考えると一億人は丁度良い塩梅の数ではないでしょかね。

変にリアルな数字でもなく、あからさまに嘘っぽい数字でもないかと。

まあ、更に増やすとしたら、おそらく限界は100億人ですかね。

語呂的な意味でも。

 

でも、そうなるとまた難しいですね、浪略男女、もとい老若ニャンニョ、

いやいや、老若男女。すいませんタイプミスです。

年齢、男女はおろか、国籍、人種、母国語、既婚、未婚まで飛び越える

なんという大きな愛でしょう。あなたはどこの全知全能なる神様ですか。

全てがストライクゾーン。もはやこれではストライクという概念すら存在できない。

 

 

さて、

 

あじりとしての仮想人格を維持できる活動限界を超えてしまいました。

 

また機会があれば、あればですが、ま、いっか。

またお会いしましょう。あじりでした。

 

あ、そうそう、あくまでも、上記の投稿はフィクションであり実在の

ものとは何ら関係のない一個人の妄想から生じた創作にすぎません。

事実とは異なる情報を多分に含んでいます。

 

って中の人が言ってました。あじりでした。