スマホは深い深い電子の谷を越える事はできるのか。"What smartphone would be to transcend the deep, deep valley of the digital divide?"



おニューな携帯を弄っていたら午前2時を回ってしまいました。かゆきゅうです。

いやあ、スマートフォンってホント、いいものですねえ。

写真機能を売りにしてると言う訳でもないので、大して期待してませんでしたが、

カメラ携帯と謳ってない製品でも性能は十分です。そんで、「通信」という
かなり高いアドバンテージがあるのではないでしょうかね。

そもそも、そこそこのレベルのコンデジを買う人間が持つ写真へのこだわり
なんてたかが知れてる。

 データ通信を前提としたスマートフォン、もう電話ではないですね、超小型のPC
 ですね。それにカメラは欠かせない入力デバイスです。

カメラ単品だけでは存在し得ない状況がでてくるのではないでしょうかね。
記録した画像を即その場でもウェブにアップロードして公開できるというのは
かなり革命的な事ですよ。

ちょっと前では写メなんて画質の面ではどうにも、デジカメの品質には
遠く及ばないものでしたが、デジカメで撮ったまんまの品質でユビキタスに
いつでもどこでも一対一、一対多数に送信で来てしまうんです。

コンデジというカテゴリはそういう携帯、スマホなどに食われるでしょうね。

まあ、ただ、しかし、今の最新式、最先端のガジェットとはいえ、弱点は
ありますね。

まず、まだまだ高い端末の価格。今日日は携帯本体の価格もあまり割引とか
しませんから、結構びっくりする値段ですよね。スマホなんて、普通のPCが
買えるレベルですね。まあ、それを分割にして月々数千円で金利無しに
出来たりしますが。

そして、まだ問題なのは通信料金がまだまだ高いですねえ。定額パケットの
上限が設定されたとはいえ、だいたい5000円というのはちょっと苦しいですね。
そこに通話料などがのっかってしまうとね。10000円を越えにくいとは
思いますが、できればトータルで5000円以内辺りになると取っつきやすい
かなあと。

でもですよ、その通信コストが解消されてもまだ問題があるんですよ。

バッテリーの問題。

色々なスゴい機能がついてすんごい便利なスマホですが、 それらの機能を
フルに使うと、稼働時間が非情なぐらい短くなります。

 どんな便利な携帯でも電池切れればただのオブジェですよ。

ですから、例えパケット使い放題だと言っても、バッテリー温存の為に
必要ない機能はこまめに消す。というなんともエコで慎ましい運用を
心がけないと ダメです。

それが嫌なら、予備の電源などを沢山、準備しておかなくてはいけません。

あとは、インターフェイスが直感的になったとはいえ、まだまだ操作が簡単という
訳でもないですし、ベストなパフォーマンスで使おうとするとかなりコツがいります。

結局はケータイの皮を被ったパソコンですよ。スマートフォンって。

その自由度の高さ、拡張性の高さは、複雑さや分かりにくさに繋がってます。
 まだまだ、マニアのオモチャなのかもしれないです。

ですから、この世のケータイが全てスマートフォンにはなりませんね。

 多くの人が使えるのはもっと自由度が低くて、シンプルなものじゃないですかね。
って、ガラケーじゃないのかそれは。

ことに超超高齢化の進んでいる日本においてはどれだけのお年寄りがスマートフォン
を使いこなせるかと考えたら、結構難しいですよ。まあ、お年寄りの中にも新しい事
好きの積極性をもつ方もいますけど、大概は「最近の機械はサッパリ解らん」と
開き直って全く使いこなそうとしない、じいちゃんだったりしますよ。

まあ、二極化していくんでしょうねえ。

正しくデジタルデバイド。

その両者間の谷は益々深くなっていくんでしょうねえ。

まあ、情報端末といえどただの道具です。どれをどう使いこなすかは
当人次第であります。

強力な武器にも、単なる暇つぶしの道具にもなります。

まあ、個人的には情報収集、活動発信に有意義に、有効に使いこなして
元を取りたいなあと思案中ではあります。

手始めに制作中画像をツイッターに貼っていこうかなあと。