晩飯と伝説、昼飯とベランダ、来雨と妖刀の戯言。And Legends dinner, lunch and balcony, and the nonsense of the Demon Blade coming rain.

先日、某タチヤさんに行ってきて鮮魚コーナー見てみますと、生の捌いた状態の
ウナギが置いてます。値段は1尾580円とぼちぼちお値打ち。
久しぶりに蒲焼もいいなあと。

で、帰ってきてから、そいや、蒲焼のタレを切らしてはいないけど、
残りがあんましないなーと。

ないなら作るしかない訳です。まあ、特に特別な材料を使う訳でもないですし。

作りましょう。調べましょう。ググりましょう。検索ワードは

ウナギ蒲焼 タレ 作り方

そいで一番上のリンクを参照

直感的に、レシピ通りに作ると明らかに量が多過ぎるので大体3分の1も
あれば十分かなあと。実際、2尾分使っても余裕で余りました。

タレを作る際に頭とか骨を入れるといいんですねえ。
頭は付いてるので、身を白焼きした後に切り離してタレを煮てみた。

まあ、もうちょいと香ばしく焼いた方が良いかも知れなかったけど、
特に生臭い訳でもなくいい塩梅にできました。

�家製������Source homemade grilled eel. on Twitpic

白焼きにするのはガスレンジでも問題ないですけど、蒲焼にする際は
とても焦げ易いのでちょいと厳しいので、温度調節機能付きのオーブン
トースターを使います。下に落ちるタレを受けるトレイの上に焼き網を乗っけて
慎重に焼いて行きます。

いやあ、ホントこの温度調節機能付きのオーブントースターは使えるねえ。
焦げ易いものを焦がさない様に焼く事ができます。

���������in����������Gr... on Twitpic

バットにタレを流し入れてそこにウナギを漬ける。タレにも脂が溶けてきて
タレ自体が美味しそう。

裏表交互に焼いてタレにくぐらすのを3回ぐらい繰り返して完成。

完成写真は撮り忘れました。が、焼き色は良い感じに飴色。

どんぶりにほかほか御飯を盛ってその上にウナギを乗せる。
そして焼く際にも使ったタレをさじで流しかける。

ペッパーミルに乾燥した実山椒を入れて擂る。擂りたてだから
辛みというか苦みというか渋みやら風味が良いねえ。

いやあ、手作りながらこれは贅沢じゃないかなあ。値段的なもの
を置いといて。

白焼き時に皮をもっとしっかり焼いていれば申し分なかったねえ。

ぜひともまた作りたいもんですが、生のウナギってのはいつも売ってるとは
限らんからねえ、スーパーだと。

うなぎといえば、ウチの家系のルーツである所の長良川の支流の粥川では
鬼退治の伝説があって、確か、藤原のナントカという人が朝廷より鬼退治に
派遣されて、鬼の住処を探す際に川のうなぎが、何と道案内をしたらしいと
いう言い伝えがあって、それ以来、村の人間はうなぎを食べてはいけないと
いう事になったらしい。

まあ、祖父の代に名古屋へ出てきてしまったので、ウチでは普通にうなぎを
食してますが、祖父はうなぎを食べた事はなかったという話です。

粥川という川の名の由来は川で飯釜を洗っていたらしく、洗うために川の中に
漬けていた飯釜の中にうなぎがうようよしていたり何て事があったとかなかったとか。

いかんせん、又聞きの又聞きなので詳しくは知らんけどねえ。

まあ、以下、今日の話。




����穫�Today, we harvested vegetables. on Twitpic

ベランダ菜園。トマトが2つ赤く色付いたんで収穫。見てくれは悪くなさそう
ですが、色付く途中でなぜか実の下部が腐って傷が出来て裏返すとヤバい。
まあ、そこを除去すれば食べられないことはないでしょう。

あとは薬味葱と大根葉と大葉と、ニンニクの芽、というよりは葉かな。そして
青切り唐辛子。

�������風�家製���������H... on Twitpic

で、上記の素材で昼飯のパスタ、ではなくパスタ風ソーミンチャンプルー。

適当にみつくろった素材の組み合わせの割に上手くいった。

トマトのコンディションが不安だったので湯剥きして、
本当に軽めに野菜をオリーブオイルで炒めてからそうめん投入。
だしつゆで味付け。皿に盛って粉チーズをトッピングで完成。

唐辛子が以外に辛かったけど、良く出来たー。

手な具合に、ウェブにアップする画像準備してたら空がゴロゴロ鳴り出して
しばらくすると雨が勢いよく降り出す。

さすがに、雷雨の中を散歩するほど酔狂でもないので、何となく
ベランダにカメラを向ける。



������水��Ripples in the bucket when the rai... on Twitpic

������波��Bucket rain and ripples. on Twitpic

水滴�中�����Bubbles in the water droplets. on Twitpic

いやあ、雨というか水っていいねえ。

そいや、先日、某放送協会の教育チャンネルだったかで歌舞伎の籠釣瓶花街酔醒(かごつる
べさとのえいざめ)についての番組をやってて、ああ、これって某ゲーム「朧村正」のエンディングのひとつに出てくる妖刀籠釣瓶の元ネタじゃんと思って、なんか、妖刀とか霊剣
と称される刀って、実在の有無を含めず、「水」に関連したイメージというか言葉が割合、名前に含まれてるなあと思って。なんとなくググってネットサーフィンしてみたんだけど
それほど多くはないか。

まあ、やっぱ妖刀がらみのネタはオカルト臭いなと思ってみたり。

妖刀の代名詞。村正が徳川を祟っていた云々の話は当時、村正というブランドの
人斬り包丁が結構な人気を博していたそうで、世に結構な数出てたそうな。
多く出回ってるということは、村正という刀で怪我したり、斬られたりなんてのは
確率的に高い訳であり、別段、珍しい訳でもなかったという話。

三島由紀夫を介錯した刀が関の孫六だという話。

三種の神器、天叢雲剣こと草薙剣は実は金で出来ていて、剣という呼称とは
イメージの異なる形をしていて、七支刀みたいな形をしているとか。


などなど、別に知らんでも良い事をまた知ってしまったなあと。
まあ、噂の域は出ないかと。話半分。

気になる方は「妖刀」検索してみればすぐに見つかると思います。

まあ、そもそも、刀ってのは人斬り包丁、人を屠る為の道具であるから
そういう怨念とか祟りの話に事欠かないものだわなあ。

まあ、現代においてその本来の用途通りに使ってはいけない道具ですんで
道具としてはなんとも微妙な存在ですねえ。