beckon cat’s festival?

土曜日の午後。またまた栄まで用事。

時間に少し余裕があるので先日、せともの祭りに行った折、招き猫祭り

なるものが行われるとの情報を小耳に挟み、ちょっと観ていこうかと。

 

尾張瀬戸まで車で送ってもらい2時間ほどふらりぷらりしようと思い立ち

今に至る。後悔はしていない。

 

メイン会場である文化センター?だったかにたどり着くと、和風な衣装を着た

一団が市内を練り歩いて帰ってきたのを脇目にセンター内へ。

エントランスでは招き猫の置物に上絵付けを有料で出来るワークショップが。

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4階にて招き猫を展示しているらしく螺旋階段を上る上る上る。

三回繰り返しましたが重要ではありません。

 

基本、売り物で撮禁ばかり。コンペティション会場もそういうふいんき。

いえ、雰囲気。

よって画像は一切ありません。

 

広い世の中、「可愛いは正義」などという言葉があるそうですが、

「かわいいだけの猫は猫にあらず」かと。

 

基本的に、根源的に肉食であり、捕食を目的としなくとも動くものとあらば、

捕る。なぶり、殺す。

 

獲物を見つければ足音を立てず、爪を隠し、物陰に潜み相手の隙につけ込み

不意打ちを仕掛け、奇襲を常とする。

 

餌を人に、たかるが、決して、服従するでもなく。何度怒られようとも

悪癖を正そうとしない。

 

そういう卑怯さを備えつつ、愛らしい姿、仕草をしている。

 

そういう外見だけでは計り知れぬ部分を表してこそ本当にそのオブジェは

猫と呼べるものではないとかと。でないならば犬で良いではないかと。

 

まあ、変な能書きは置いといて、まあある程度のセレクションはされているので

それぞれ好みはあるけど、みんなかわいいねえ。

 

さて、さすがにせともの祭りの時と比べると規模的にちょっと物足りないですかねえ。

あと、招き猫と聞くとまず思い出すのが常滑であったりしますね。

 

まあ、祭りであろうと無かろうと、瀬戸の街並みは昭和のにおいがして良いですね。

まあ、もっと歴史のある土地柄ではありますが。

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で、まあ、ぶらりぼらりして、ぼちぼち栄へ向かって、尾張瀬戸駅で始発の栄町行き

に乗る。

先に子ども+ママさん×3な方々が乗車していまして、お子様方が非常にはしゃい

でしまって騒がしいのですが、それをたしなめるママ様方。それはそれとして

ママ様方の話し声もなかなかどうして負けず劣らずそれに並する訳で。

常に人間ってのは平常心であることは非常に難しく。

少々騒いだところでそれが生死に直結する訳でもなく、そういうのを気にしては

世の中キリはない。それに先方とて仲間内で盛り上がっていて、外の目ばかり

気にしててもそれはつまらない事でもあるのでしょう。

 

中途半端に外に気を遣うのならその分、仲間内に気を使ってやるのが

よいかもしれない。

 

てか、そのあとに乗り込んできたあまり賢さを感じさせない中高生風の

私服の3人組のアウトローぶりにしてみれば正直どうでも良いレベル。

 

車内飲食って田舎者かい。ケータイをマナーモードにできる脳みそを

所持していないんだろうかと思う。つか、写メとんな。

まあ根本の問題はそこには無いんだろうけど。いいねえ、その空気を

読めないのか、読まないのかわかんねえ態度。

 

嫌いじゃない。好きでもないけど。

 

まあ、そんな方々が下車してとりあえず鞄から読みかけの本を取り出す。

 

「現代アートビジネス」という本ですが、現代に限らず、ギャラリストの方が

アートというマーケットの仕組みがわかりやすく解説されていてよかったです。

まー去年の3月に出ている本なので、いろいろと世界的に市場も様変わりして

いても不思議でないので現状はもはや違うということもあるかもしれませんが。

「リーマン」というワードが出てきたときに「ああ」と内心呟きました。

 

だいたい読み終えて窓を見れば東大手。やっぱりなんか印象変わっちゃったなあ。

 

栄町に到着。時間調整にカフェなり喫茶店でも入ろうかと思いつつ、さすがに土曜

なので結構混み合ってまして。

どこか空いてるところはないかと思案してデパ地下に割合い空いてるカフェを発見。

入り口のメニュー表を見ると、コーヒーフロートは結構ありふれたメニューですが、

ティーフロートというちょっと風変わりのメニューがあるので決定。

 

コーヒーは得意じゃないんですよ。正直。

 

で、あれやこれやで、ナディアパークにて新しくテナントに入ったジュンク堂書店

を見てみるとなかなか良いですねえ。図鑑の充実ぶりに感動。アマゾンで見た

3万もするクモの図鑑も置いてあるじゃないですか。さすがに立ち読み出来る状態

ではありませんでしたが。

 

郊外の書店ではここまでマニアックなもの扱うとこ無いからねえ。

あってもすぐに潰れるのではないかなあ。

 

なんか、思った以上に文の分量が増えたねえ。ここいらで止めとこっと。

 

えー投稿タイトルは適当に和英辞典で調べて書いてみた。

合っているのかねえこれで。まあ、大概は無理に訳さずに

manekinekoとしているかと思われますが、

ビーコンキャットって響きは割といいんじゃないかと。

ぶらりセントラルパーク探訪

ちょっとした用事で名古屋の中心地、栄まで。

「せとでん」を使って「栄町」まで。

 

この駅のひとつ手前に東大手という駅があるのですが、ここは

地下鉄のように地下を車両が走っていて、せとでんがお堀の電車と

呼ばれた頃の名残なのか、まあ、それ以降の可能性も多大にあるのですが、

円形のタイルが壁面をびっしりと覆っていて、なんとも昭和レトロな雰囲気が

漂っていたのですが、ここ最近、改装されてしまったのか、前回車窓から見た

ところ、随分と印象が変わってしまってがっかりしてしまって、今回、通った時は

本を読んでいたのでどういう状態なのかは見なっかたなあ。

 

と、この機会に書いておかないと多分、語る場所がないので強引に書いてみるテスト。

 

ちなみに栄町はせとでんこと名鉄瀬戸線の終点。つまりは始発駅でもある訳です。

私は栄方面に用事のある際は最寄り駅はJR東海の中央線の神領を主に利用して

ますが、ここは電車が普通しか停まらないし、栄となると千種で市営地下鉄東山線

に乗り換えなきゃいけない。

 

そこで、ちょいと裏技。ウチにクルマの運転ができる人間がいるとき限定ですが、

せとでんの尾張旭まで送迎してもらうと、なかなか便利なんですね。

瀬戸方面に比較的近く、往路は中途半端な時間であれば、まず、座席に

座れないことは無い。復路は始発駅なので席にほぼ座れるれる。どちらの駅も

急行の停車する駅なので、利用できる本数は多い。

通な「しだまー」のたしなみですね。嘘です。

 

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なかなか便利なんですね。栄でバイト中にギックリ腰やってしまったときは

こいつで命拾いしました。どこかのブログで以前書いたっけ。

 

乗り換え時の階段の上り下りの多さはぞっとします。腰を痛めた時の

下り階段は恐怖の対象になり得ます。

 

随分と話が脱線しました。電車の話だけに。

 

で、栄町の改札を出ると目の前には野外につながる

正方形に配置されガラス扉の空間。ここへ出て北の空を見上げれば

名古屋のランドマークの一つ、テレビ塔が見えます。

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写真の落書きの古い書き方のなごや(那古野)を調べていたら

なんと、千葉県にも名古屋があるとか、小惑星「名古屋」とか

インドネシアの「ナゴヤ」とかもうね、ワールドワイドというかスペースワイド

というか。

 

北西の階段を上って花壇のコスモスと一緒にテレビ塔を撮ろうと

カメラを構えようとしたら、強烈なアンモニア臭。

 

これは周囲の明るさによって目が著しく変化する、鋭い爪を持ち、

それを普段は隠していて、足音を消すために柔らかい球状の肉を

持ち、不意打ちを得意とする獣の仕業?

しかし、ここは、名古屋名物の一つにも数えられるかもしれない

「100メーター道路」に囲まれた公園。そんな獣が生息できるという

のだろうか?

 

もしかすると人類最古の友人であり相棒であり、家族とも呼べる

四つ足の獣か?

 

いやいや、もしくは、二足で歩行し、鳴き声で高度なコミニケーションを

取る霊長類、ホモサピエンスという線もあり得ない話でもないかも

しれない。

 

とりあえず、北を目指し、文字通り北上すると水路両側の歩道を挟んで水路

がある。その脇の植え込みを見れば秋を代表する真っ赤な花が咲いてます。

テレビ塔を背景に撮ればこれは良い「名古屋の秋」の図が。

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もう少し北上すればセントラルブリッジ。31度とは暑いはずです。

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こっから先は行った事無かったと思ってたら、噴水見て思い出した。

小学校か幼稚園の時にテレビ塔のぼってそのあとここで遊んだなあ。

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え~あと、セントラルブリッジを渡って久屋大通に向かうと白の彼岸花が。

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再び北へ…

 

なぜか北へ向かうと書くと何となく哀愁が漂うね。

敗北と書くように、都市において南を正面玄関とすると

北という方角は裏門に当たるそうで、北へ行かなければならない

状態というのは敗走する時なのだそうです。まあ、北ってのは

基本的にその現在地よりは気候が寒くなるので良い場所ではない

という昔のイメージから来てるんですかねえ。

ということは南半球の場合だと「敗南」的な言葉があったりしないですかねえ。

 

まあ、話を戻すと、更に北へ進むと緻密な造形のタイニーフェザー…もとい鷲の

銅像が見受けられます。姉妹友好都市ロスアンジェルスの記念モニュメントの

ようです。

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そしてまた姉妹都市メキシコシティーの記念モニュメント。

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で、これはまたまた姉妹都市の南京のモニュメント。 写真は裏側から。

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そしてケヤキの並木。

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北の終点にあるモニュメント。これも姉妹都市がらみですかねえ?

そいや、小学校の時にオーストラリアのシドニーも名古屋と姉妹都市

だと聞いたような気が…。これがそれだとは限らないですけど。

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ふ~画像大杉、文章大杉で仕込みに3日かかった…。

 

まあ、セントラルパークは名古屋の中心地の公園だけあって

良いものですね。どうも矢場町界隈は良く行くので南側は

イベント会場とかバスターミナルとか宇宙船とか、愛の広場とか、

割と印象あるんですけど、北側は意外に行ってないですね。北の端まで

歩いたのは初めてです。いい場所ではあると思うんですが、いかんせん

中心地からはちょっと離れすぎかな。でもかえってそれが良いのかもしれません。

木陰のベンチに座ってのんびりというのも良いですね。ちょうど暑すぎず、寒すぎない

季節ですし。