えんぎもんず第弐集完成。



去年も制作を依頼されてつくったえんぎもんずの引き出物を今年も依頼されて制作。

数は少ないですが、微妙に進化しているつもりです。

前回は何をどんな感じに立体化しようか迷いに迷い、追い込まれたが故に、明らかに手数を
かけ過ぎてそれを60体というかなりしんどいものでした。

えんぎもの自体を自分自身、開運展を含め、それなりの数を作ってきたので自分の中で、
キャラ設定というかディテールをつかみかけているなと感じてます。

哲学の用語でいうところの「イデア」ですかねえ。馬と一言に言っても馬だって一頭一頭、
個体差があり、変わってる部分を擁しているのに、それであってもそれが馬だと分かる。
それを認識出来る普遍のイメージのことですね。

形としては現実に存在しないけどそれを作る事ができる。

存在として、頭の中のイメージが鮮明化して、ある種のリアリティをもってる。

そんな感じですかねえ。

まあ、しっかし、福犬がこなれてきて、自分自身は猫派なのですが、自画自賛ながら
かわいいよね。

鶴の造形も前は、まったくどうして良いやら分かんなかったけど、今回は方向性が
はっきりしている。

エビも同様。鯛もしかり。亀はデコレーションしまくってなんだかポケモンチックですわ。

もしかするとゲームのやり過ぎ、いわゆる一つのゲーム脳って奴かも知れません。