マメコガネと招きこがね、ツユムシらとマメコガネ。そして暮れ染まるくもぐも。

土曜の雨はなかなかどうして、手強いやつでした。

ジンクスとは厄介なものですね。詳細は投稿「ぶらりせともの祭り」で。

 

荒天のあとは好転するもので。

天気がよいので最近ようやく形を得たキャラの撮影にいつもの場所へ。

なんやかんやで夕方ですが。

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其の壱。マメコガネのドーザ。

なぜにドーザなのかはあれです。ヒントは過去の投稿。

ちにみに、いや、ちなみにドーザの後ろの草はマメコガネが

食べる草だったりします。まあ、好物という訳でもないようですが。

種が衣類にくっついてしまう、俗に言う「くっつきむし」ですね。

正式名称は知りません。植物図鑑も欲しくなる今日この頃です。

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其の弐、「招きこがね」

 

ドーザの形をつくってて、特徴的な手足をもっと上手く表現

できないかなあと考えていたら、招き猫みたいな縁起物に

できないかとふと考えた。

 

黄金(こがね)を招くんですからモチーフ的によろしいのでは

ないでしょうか。

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他にも、おそらく、造形物として他ではほぼモチーフにされるような

ことは無いと思われるホソヘリカメムシの「そーり」とか、

やや、メジャーな昆虫のトノサマバッタの「との」とか、量産型しょうた

も一応は形になってきてますが、それはまた次回です。

 

撮影も終わって堤防を歩いてると目の前を飛んでいく虫。

近くに着地したところをよく見てみるとどうやらツユムシのようで

枯れた花の上にとまってる。

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あとはツチイナゴ?かな。

DSC_5463しっかし、最近はよく、片脚がないバッタを良く見ます。

自然を生き抜くのはなかなかに厳しいようですねえ。

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そして、今月入った辺りからめっきりと見なくなったマメコガネ。

葉っぱの表側にいるのですが、川から吹き込む風のせいか葉が裏返って

ちょうど、夕日をバックにしている。虫食い穴、葉脈から光が透けていて

きれいでした。

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堤防に影ひとり

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染まり流れる雲

 

「秋は夕暮れ」とも古いうたにも詠まれますが良いですねえ。

まあ、私の場合は

 

「春も夕暮れ、夏も夕暮れ、秋も夕暮れ、冬も夕暮れ」

 

ですが。年中、明けても暮れても、日暮れる景色には

たまらぬものがあります。