スチロール製の繭。新技法の予感。Cocoon made of polystyrene. Premonition of a new technique.

先日のえんぎモンが一段落したので、制作時に使用した発泡スチロールの
切りカスが大量にでたので、それをラッッカーシンナーで溶かして、
ポリスチレンニスを作って、とりあえずなんか適当なものに塗りたくる
午後のひと時。

塗料と筆とか、刷毛って、自分としては描くものではないなあ。
ドラムのスティックというか太鼓のバチに近いかもなあ。

ある種のリズムとかビートを刻む為のものという感じ?

鉛筆とか、ペンと比べると、紙とか、支持体との摩擦が少ない分
何か、手応えなくて、描いてるって感じがしないんだよねえ。

漫画的にオノマトペを入れられるにしろ、実際は殆ど、人の聴覚では
描いてる音は聞こえないし。

まあ、だから、振り返ると、学校で自由に描いていい課題だと、指定画材は
ポスターカラーなのに、一旦、絵の具を拭ってドライブラシ的な技法をよく
使ってたのを思い出す。

ムラの出にくいという特性を持つ画材でムラのある絵を描くとは、一体何
やってんだろう? あの頃の自分。

思えば随分と捻くれた中二病な奴だったなあ。
まあ、今も完治はしてないけど。

技法の性質上、筆に付いてる絵の具の濃度が濃くなる分、粘度は増す訳で。
粘度が増すということは筆を運ぶ際の摩擦抵抗も増える訳で。
摩擦抵抗があるという事は、手応えもしっかりあるという事でもある訳ですねえ。

まあ、そんなんだから、
ものを作る時に何らかの手応えが欲しいから、立体造形を選んだ訳だ。

で、使った刷毛のニスを落とすべく木材のエッジ、角の部分で拭うような
体裁で、パタパタと勢い良く刷毛を叩き付けていたら、ニスに粘度があったのか
糸がぐいーんと伸びて何本か絡まって、まるで蜘蛛の糸とか繭みたい。

コイツをニス塗りしようと思って置いてた、作りかけのランプに巻き付かせて
行くとなんか、クモの巣が張ったような感じに。

調子に乗ってもっと纏わり付かせると、今度は繭みたいな感じに。

そいや、以前、こういうタイプの照明、スペ9関係者内では「つくし」型と
呼ばれているのか体系的あるんだけど、これに障子紙を張ってシェードを
作ろうとした事があったんだけど、不定形なフレームに紙がピンと張りを持って
付く筈も無く、実験程度で終ったんだけど、今回のコレ、使えるんじゃないか
と思うんです。さすがに適当に数回巻いた程度では簡単に切れてしまうくらい
糸の強度がないんですが何十、何百と巻けば、軽く触った程度なら破れない
強度を出せるはずではと考える。

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とりあえずここまでできる。これは面白そうだねえ。
原料が要らなくなったポリスチレンを溶かしているから
リサイクル素材に変わりはない。

耐久性に難ありそうだけど実験してみる価値はありそうだ。

なぜかこの画像、妙に人気なようで、アップした瞬間に40ぐらい見られてるという
謎の食いつきを見せたんですが、一体何が原因だろうねえ。



以下今日のサイクリング画像。

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����祭������What will this weekend have ... on Twitpic

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����������It is a streetlight and a utili... on Twitpic

いままで、栄方面に自転車を走らす場合には、竜泉寺街道を避けるルートを基本にしてましたが、
今回、竜泉寺を過ぎて、小幡緑地の方へ入り込んだら、道の起伏がなだらかな下り坂で、
快適に走行できました。小幡ヶ原を過ぎて守山区役所を通って小幡。そして千代田橋。
このルートはなだらかな坂が続くので良いねえ。

サイクリングの重要なルート選びの要素に高低差があると思うんですが、細かな上り下り
ひっきりなしに続くよりは、その差が緩慢な道の方が確実に楽なんですよねえ。
守山の様な山岳地帯には重要な項目ですねえ。