森林公園で中食を、そして猫は笑う"Lunch at Forest Park. And the cat is laughing."

DSC_7488.JPG

 少し前に、外で買ってきた料理を家で食べる事を「中食(なかしょく)」などとテレビ番組
で言っていたんだが、そういうロジックで、家で作った料理を外で食べる。ということも
家と外の中間であるわけであるから、中食と言えなくもないのではないがいかがだろうか?

 というわけで、今、私の中でマイブーム(死語?)なのが、手弁当を持って、外の
どこかの木陰のあるベンチで昼食をとりに、外食する事なのですが、つか、それを
外食と称して良いのか微妙に語弊がありそうですけども。

 そうだな、野外で食べる食事、「野食」というのはどうだろう。まあ、なんだか、音的に
夜中に食べるものみたいだな。 

閑話休題。以下本文。


DSC_7491.JPG
DSC_7491.JPG posted by (C)かゆきゅう

 久々に制作関連の画像を貼ったような気がする。が、いちいちは確認しない方が
精神衛生的にはいいいだろう。前貼った画像が何だったか、そんな昔のことは覚えて
いない。

 涅槃系招き猫シリーズの新しいもの、まあ、新しいとはいえ、形としては去年の10月
辺りにある程度できていたものを若干の手直しを加えて放置していたものを最近、着彩
した。

 やはり、素材の質感と造形という要素があるのだから、ここに更に緻密な描画は要ら
ないという気が、というか、丁寧に塗れば塗る程に、このかたまりの持つ良さが減って
いるような気が最近、うすうすと感じている。

ある種の不気味の谷現象と、言えなくもないのだろか。

 自分に自信を持てない人間というのは誤魔化そうとして素材が活きない厚化粧を
してしまいがち なのかもしれない。

 まあ、なんとか、この感じを残しつつ、完成まで留まることなく迅速に仕上げたいですわ。

いつもの、今日しかない夕焼け。Usual, the sunset there is only today.

  
 この長い長いスランプの出口を探して、右往左往する日々は一体何日目なのだろう。
おそらくは100日単位、もしかしたら1000日単位で続いているかもしれない。
 でも、それでも、そういう日々は今日のような1日がどんどん続いた結果であるわけで。

 しかし、そもそも、自分はいつもスランプのような状態だった気がする。スランプこそが
通常運転であり、そうでない状態の方が特別な状態だったのではないかと疑心暗鬼にも
なる。 自分が信じられなくなる、つまりは自信をなくす。

 悩みってのはとことん集中的に悩んでいるとパッと答えのでるものと、考えれば考える
ほどにドツボにはまる、まさに、下手な考え休むに劣る、みたいな二種類がある。

 まあ、前述のような悩みがどっちであるかは、あえてここで明言しなくとも おかわり、
いや、おわかりだろう。

 てなわけで、こんな益体のない、つらつらとつれづれな考えとは呼べない曖昧模糊と
した思い、というかストレッサーを一旦切り離して、とりあえず放り投げ、匙を投げて
脱兎のごとく迅速に逃避行すべきなのだろう。 有名な古い中国の兵法書にあるという
究極的に最終な手段である。

 まあ、そういうスタンスで、少し前の自分を省みて反省するに、やっぱり、そういう迷いが
無意識的に、どうにも誤魔化しようもない位にそういうきらいを、作っていた作品から
ゆんゆん放射されているのを、痛々しく感じ取ってしまうもので。

 また、そういうデフレスパから逃げるべく、頑張っていこうよ、自分。