崎陽軒の弁当の食べ比べ 【おべんとう春と横濱チャーハン編】

ども、ごぶさたしてます。ショウリョウバッタのしょうたです。

新幹線に乗るときには、横浜から名古屋へ向かう時には

崎陽軒の弁当を食べる。

 

人間、ある種の緊張を解消するために決まった行動を取る

事ってありますよね。

 

プロ野球選手がバッターボックスに入る際とか、投球フォームに

移行する際とかにやってしまうアレ。

無意識に、意識的にやってしまう癖。

 

まあ、大げさですね。

 

新幹線って乗るとなると緊張してしまいます。

指定席とかになると、決められた時間に決められた電車に

乗らなければならない訳です。

 

どうにも、「しなければならない」となると無性にどきどきします。

落ち着きません。乗ったあとも、車窓さん、いやいや、

車掌さんが検札に来ますし、

高速で移動する乗り物特有の空気というか、気圧差って

なんか気になります。

 

そして、降りる駅に確実に降りなきゃいけない。一駅降りそびれると

大変な事になっちゃいます。

やっぱ、新幹線って特殊な乗り物なんですよ。

そいうシュチュエーションで決めた行動を取るというのは

なぜか安心するんですよねえ。

 

まあ、それだけではありませんけど。やっぱり、崎陽軒の

弁当は安心して買える味だし。

 

いつだったか、名古屋駅で買った駅弁、名古屋コーチンを

使っているという弁当を買った事があるのですが、その時の

がっかり具合はもうね、旅行気分が台無しになりかねません。

そう、一方で、確実に安定した質を期待できるものと、もしかすると美味しい

可能性が残るものの、はずれを引いてしまう確率も結構高い。

 

いわゆる、「シュレーディンガーの弁当」といった感じでしょうか。

ただでさえ、旅先ってのは不確定要素の多い物です。

その中で、確実性を持っている存在とはありがたい物です。

 

てなわけで、今回もそのお弁当を食べる事が半ば目的とも

いえるわけです。

とりあえず行きは早朝の新幹線ということもありますが、

出鼻をくじかれるのも嫌ですから、先日のちらし寿司に

保存性を更に確保すべく刻んだ生姜漬けを混ぜ込んで、

中にほうれん草のおひたしをおにぎりの具のように入れて

錦糸卵を海苔がわりにして「ちらし寿司にぎり」を作って持参。

我ながら、なかなか良い出来てす。

やはり、なければ作れば良いんです。

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帰りの夕方。ちょっと、予定が厳しくて、気がつけば、きっちり昼ご飯食べてない。

空腹に勝るソースなし。細工は隆々。仕上げをごろうじろう。

ワクワクしつつ、

 

新幹線のホームでお弁当を選ぶ。しかし、

 

期間限定のおべんとう春と横濱チャーハンどちらか選ぶなんて僕には出来ない。

 

出来る訳なじゃないか。だけど、だから、選ぶ。

 

両方をね。

ようし、食べ比べちゃうぞ~。

 

まず、おべんとう春を食す。

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菜の花ご飯。いいねえ。

魚に春と書いてサワラ。照り焼き。

小さいながらもたらの芽の天ぷら。

春だねえ。

あとで、横濱チャーハンの時に気がつくけど、

おべんとう春のシュウマイにはからしが付いてない。

弁当の味のバランスの関係だろうか?

あっという間に平らげる。

 

全体的にさっぱりとしたくどくない良いお弁当でした。

650円てのもお手頃価格。

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横濱チャーハンの容器は樹脂製でも、紙製でもない木製枠(底面はコートした紙)

なのは、チャーハンが冷めていても、ベトつかない為かな。

若干ご飯が枠にこびり付いてしまうのが難だけど。

焼き飯なので基本的にぱらぱらするので箸じゃなくて

フォークとスプーンの中間のようなものが付属してます。

おかずは少ないものの、チャーハン自体味か付いてる

から、問題ありません。トッピングされたエビとグリンピースが

よいアクセント。価格も550円とリーズナブル。

 

今回、食べ較べてみて、普通に食べていたら、気にならない

点が気になりました。 まあ、やはり、美味しいものというのは

いろいろと考えられて作られているなあと思います。

 

たまには欲張ってみるのも悪くないかな。

 

あそうそう、おべんとう春には緑茶、横濱チャーハンには

ほうじ茶か、ウーロン茶が合いますね。

 

おかげさまで良い旅が出来ました。日帰りだけど。