いつもの、今日しかない夕焼け。Usual, the sunset there is only today.

  
 この長い長いスランプの出口を探して、右往左往する日々は一体何日目なのだろう。
おそらくは100日単位、もしかしたら1000日単位で続いているかもしれない。
 でも、それでも、そういう日々は今日のような1日がどんどん続いた結果であるわけで。

 しかし、そもそも、自分はいつもスランプのような状態だった気がする。スランプこそが
通常運転であり、そうでない状態の方が特別な状態だったのではないかと疑心暗鬼にも
なる。 自分が信じられなくなる、つまりは自信をなくす。

 悩みってのはとことん集中的に悩んでいるとパッと答えのでるものと、考えれば考える
ほどにドツボにはまる、まさに、下手な考え休むに劣る、みたいな二種類がある。

 まあ、前述のような悩みがどっちであるかは、あえてここで明言しなくとも おかわり、
いや、おわかりだろう。

 てなわけで、こんな益体のない、つらつらとつれづれな考えとは呼べない曖昧模糊と
した思い、というかストレッサーを一旦切り離して、とりあえず放り投げ、匙を投げて
脱兎のごとく迅速に逃避行すべきなのだろう。 有名な古い中国の兵法書にあるという
究極的に最終な手段である。

 まあ、そういうスタンスで、少し前の自分を省みて反省するに、やっぱり、そういう迷いが
無意識的に、どうにも誤魔化しようもない位にそういうきらいを、作っていた作品から
ゆんゆん放射されているのを、痛々しく感じ取ってしまうもので。

 また、そういうデフレスパから逃げるべく、頑張っていこうよ、自分。

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