先日、ギャラリーへ知り合いの方の展覧会を観に行って
ついでに何カ所か展覧会観てきましたが、なんというか、
画廊、ギャラリーという閉鎖空間というのは
どうにも疲れますねえ。
展示されている作品をみるということは、
鑑賞している自分もみられている事に他ならない訳で。
特に閉鎖空間に自分一人。しかも誰かに監視されて
いるような状況では正直しんどい。
どうにも「観る」事に集中できないんですよねえ。
それどころかギャラリーに入れない事もままあります。
あの独特の緊張感。あれですね、アレ。
学生時代に入った職員室にも似た緊張感。
免許の住所変更に行ったときの警察署の
ふいんき、もとい雰囲気。
事前にDMを渡された場合は一回躊躇しつつ、
意を決して入るのですが、別段、招待された訳でも
ない場合、ただなんとなく興味があってとか明瞭な
動機が持てない、自分がその空間にいる理由が
見つからない場合はどうするか迷って結局の
帰結としてやっぱやめたり。
作品ってのはある種、緊張感を持って鑑賞するのが
本来、正しいのかもしれないですが、
正直、自分の作品は別段、緊張感を求めていないので
もちょいとゆる~いふいんきを醸し出すところ
で展示できる場所はないですかねえ。