栄まで用事があるので、趣味と実益を兼ねてエコロジーかつエコノミーに。
自ら転がす車と書いて、自転車。
ここいら辺の言葉でいうならケッタクリマシーン。略してケッタ。
いやあ、変な小道も、狭い住宅街も川原の砂利道もどんとこい。
行き当たりばったりで随意にルートを変えまくれる乗り物というのも
他には中々ないですねえ。
さすがに名古屋に20年は住んでいるんで、少々道を間違えてもさして問題ない。
迷えというのが無理なぐらい。常に山本勘助、略して山勘でも全く問題ない。
感覚的にのたまってしまえば、
「こんなん目をつぶっててもできるぜ」的なレヴェル。
いや、実際絶対無理だけどね。
ホント、川崎の時はちょっとでも違う道に行くともうね、
「もしかしたらもう自分ちには二度と戻れないかも知れない」
などと冗談ながら思う始末。やっぱ、電気の周波数が違うとダメだね。
こういう土地勘というのも、脳の情報伝達のしくみみたくて面白いねえ。
慣れてくるとどんどん最短距離のルートになったり、どんどんネットワークが
大きくなって膨大な情報量になってく。
脳内における地理情報の占める割合ってどの程度なんだろうねえ。個人差も
相当大きいだろうけど、結構重要な部分だよねえ。
竜泉寺の方から攻めると序盤にハンパない坂道が待ってますので
春日井方面へ避ける。逆に帰り道はあえて竜泉寺経由でハンパない
坂道を庄内川の向こうの春日井市街の夜景を眺めつつ勢いよく下る
のは気分の良いもんです。
で春日井駅方面に向かう途中。
先日のシンメトリーな自販機を撮りに行く物語。の時にちょろっと
話で触れた公園がこれです。
位置的にはこの公園の後に見える建物の向こう側が熊野の交差点だったかな。
いつも栄に自転車で行った時はオアシス裏の駐輪場に停めて行きますが、
そっから上り階段を上がるとこの辺りに出てくるんだけど、夕映えが
よろしいねえ。
41号線から適当な路地に入って桜通り、高岳辺りを通って19号線。
代官町の商店街をまっすぐ進むとそのまま筒井町商店街に入り込む。
商店街でよく見る飾りの花が街灯に照らされてきれい。
で、ふと、右手を見れば小さな公園。なんだろ、名古屋市内でよく見た
「どんぐりひろば」的なコンパクトさ、かな。
公園って昼のにぎやかさと比例して夜の静けを強く感じるよねえ。
まあ、そんなこんなで、名古屋でも矢田川を超えた辺りになるとかなり暗いと
感じるというか、カメラ持ってると露骨に感じる暗さではある。